観測史上最大の豪雪 |
平成26年2月14日
2月8日に山梨県としては久しぶりの大雪による積雪がありました。
残雪が残る中、13日午前中から雪が降り始め留まるところを知りません。
15日朝から雪かきを開始するものの想像を絶する積雪に唖然とするばかりです。
人力で雪掻きできる量は知れています。とはいっても、雪の処理にあてもなくかき分けるのみです。
16日夕方になって車で通れるようになりましたが、道の両脇や、歩道、交差点付近には雪の塊が山となりました。
しかし、流通がストップしている状況では、頑張って開けて頂いている商店でも品薄状態です。
甲府市内は、交通量の多さから除雪作業がままならず、駐車場は壊滅状態で大混雑。
市川三郷町の看板特産物「とうもろこし甘々娘」も、のっぷいの丘のイチゴも被害を受けています。
JA西八代(26.2.17現在)報告の被害状況は、
野菜のトンネル倒壊:約7ha(約50%)
ハウス倒壊:約10a
野菜のトンネル栽培の被害が大きく、目に見えない作業の遅れや生産意欲の減退という被害が心配です。
農協の各部会では、対応策として堆肥を融雪剤代わりに利用するよう支給いたしました。
JR身延線も、懸命な手作業による除雪作業により当初の見込みより早く復旧いたしました。
21日までに、農協共済に寄せられた相談は、500件余りです。
平成10年の豪雪では、2万件に達したとの事ですから、これから実被害が顕在化するものと思われます。
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県議会議員 遠藤浩
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