遠藤浩 一般質問 平成26年9月26日

 

○ インバウンド観光(外国人観光客誘致)について

問) インバウンド観光の振興により地域の活性化が期待される。全国で、同様な取り組みをする中、横並びではない差別化した取り組みが必要だ。

答) 外国人学生がホームステイなどを通して山梨の魅力に触れ山梨ファンになってもらう事や災害時に円滑に対応できるようなマニュアル作りなどを行なう。

 
外国人観光客の増加に伴う施策展開は、好印象を提供することと安心快適な旅の提供と将来につながる施策です。

○ がん対策について

問) 県のがん検診は急激に県民意識が高まった。国により接種の呼びかけが中止されている子宮頸がんワクチンだが、少子化対策の面からも看過できない。

答) 若い世代の女性に検診を促す取り組みを行う。特に、検診に対する意識が低い学生を中心に普及啓発に努める。

山梨県のがん検診受診率は全国トップクラスです。今後も積極策により推進することとともに地域格差のないよう取り組んで行きます。

 

○ 伝統産業の振興について

問) 峡南地域にある和紙や花火、印章、メリヤスと産地形成されている伝統産業は、地域活力向上の面からも守り育てていくべきだと思う。

答) 応援ファンドを設立し起業・創業の支援をしていく。販売戦略や海外進出について積極的に支援を行い伝統産業の振興を図っていく。

 
産業としての一面と文化としての一面があり継承することは重要な地域創世だと思います。

○ 家畜防疫対策について

問) 安全安心で安定供給が求められる食肉で、豚流行性下痢(PED)や、これからの季節に発生が危惧される鳥インフルエンザに対する対策はいかがか。

答) すべての農家を対象に資機材の購入助成するなど対応するとともに衛生管理を徹底し発生予防に努める。実演を通じた初動対応訓練を行い万全を期す。

今後も引き続き、農家と一体となった防疫対策を行い安心安全の食の提供と農家の収益確保に努めます。

 

○ 市川三郷町における土砂災害対策は

問) 県内に6,049箇所ある土砂災害特別警戒区域の規制の内容はいかがか。また、地すべりなどが危惧される市川三郷町内の災害防止施設整備はいかがか。

答) 市川三郷町内の整備は、353の警戒区域を対象にこれまで45箇所に着手している。現在は、岩間地区の地すべり防止工事など6箇所を行っている。これに加え、情報の周知に努める。

 
土木森林環境常任委員会で視察した広島市。

○ 峡南地域の高校再編整備について

問) 少子化の進行と施設の老朽が著しいく、地域同士の争いにならないよう県が主導で早急に進めるべきだ。市川高校の老朽校舎の整備はどうお考えか。

答) 再編整備の基本的な方向性について示し、地域関係者の意見を踏まえ具体的な提案ができるよう取り組んでいく。

 
創立100年を迎えた市川高校は、今後も市川教育の核として継承していくことを望みます。

 

 

 

 

 

もどる

 

――――――――――――――――――――――――
県議会議員 遠藤浩
(事務所)
〒409-3601山梨県西八代郡市川三郷町市川大門1568-1
TEL/FAX:055-272-0330
mail:hiroshi@enyo.co.jp